【#02】アメリカ人にアトピーはいない!?んなわけあるかい。
アメリカ人にアトピーはいないんでしょ?と、仲良しのりえママ(アトピっ子育児中)に聞かれたので、巷ではそんな噂が流れているのか...と驚いてしまいました。
確かに、日本にいる海外の人でひどいアトピーに苦しんでいる人を見たことがないけれど、日本人でもあまりにひどいアトピーの方を街で見かけることも稀かと思います。
外国人の絶対数が少ないだけで、海外にもアトピーはあります。私がベビーシッターをしていたシェファー家の4人兄弟のうち、長女(7歳)と末っ子(1歳)の2人もアレルギー持ちのアトピっ子でした。
アレルギー児のベビーシッティング
アメリカはNYの郊外でベビーシッターをしていたのは数年前。前述した4人兄弟のうち、長女(7歳)と末っ子(1歳)の2人もアレルギー持ちのアトピっ子でした。
長女マリアンは、ナッツと卵にアレルギー。末っ子のチャーリー(チャールズ君)は牛乳と卵アレルギー。彼ら2人の食事については、食べる場所もお皿も、他の子どもたちとは一緒にしないよう気を付けていました。
マリアンはプライマリースクール(日本でいう小学校)に通っていましたが、学校にもアレルギーだということの書類を提出したうえ、学校にエピペンも常備していました。プライマリースクールにはおやつを持参していたのですが、学校全体でナッツ類の持ち込みは禁止だったように思います。
アメリカではナッツアレルギーは多いようですね...。お国柄かしら。
で。本題は、アメリカ人にアトピーはいないかということ。マリアンはアトピーはありましたが、家の中でのアトピーの認識は、”彼女はアレルギーがあるから、肌が弱い”というような位置づけだった。そう、アトピーよりも、アレルギーが原因のカサカサ...というような感じ。彼女のアトピーは、腕や首の関節に少し赤みが出る程度の軽度のものだったからかもしれないけど、それほどアトピーへ重点を置いていませんでした。
マリアンも末っ子のチャーリーも、肌のケアとしては、
・お風呂に入りすぎない、洗いすぎない
・お風呂に入った後はアクアフォーという保湿剤でしっかり保湿
以上。これだけでした。
もちろんatopicという単語があるように、アトピー自体は存在するのですが、アトピーという概念が、重度の皮膚疾患という考えのように思います。 ホストキッズたちのアトピーも、軽度だったからか、アトピーで病院を受診したり、アトピー用のローションを塗ったりということはなく、通常の乾燥肌のケアと変わりませんでした。
ただ